為替レート
実効為替レート
月曜日, 4月 14th, 2008国際市場における為替レートと購買力の関係を見る場合に、もうひとつ注意すべき点があります。
主要通貨の実質実効為替レートの変遷が、たとえば日本では日本円と米ドルの相場に注目が集まるが、国際市場への参加者は他にも数多くあり、それぞれが自国通貨を持って変動相場制の下で貿易が行われているため、特定国間の為替レートだけを見ても国際市場における当該通貨の実力を知ることはできません。
外国為替市場における諸通貨の相対的な実力を測るための指標として実効為替レートがあり、これは中央銀行や国際決済銀行などが算定し、適宜公表しています。
為替レートと物価
火曜日, 4月 8th, 2008現在の為替レートで各国の賃金水準などを比較した場合に、大きな差が出る場合があります。
例えば日本は一人当たり GDP が 37000ドル程度であるが、ベトナムはおよそ 500ドルです。
これを単純比較すると日本の賃金水準が 70倍程度高いことになるが、ベトナムは日本よりも物価が安いため、所得が低いからといって購買できる量に 70倍もの差がつくわけではないです。
こうした実情を踏まえ、物価を考慮した購買力平価で調整した後の一人当たり GDP は日本が 30000ドル、ベトナムが 3000ドル程度なとり、その差は 10倍程度になります。
為替レートがこのような物価差を反映しないのは、経済構造と貿易に関係しています。
為替レートについて
金曜日, 4月 4th, 2008現代における貨幣は、各国の政府ないし中央銀行が発行し、当該国の法律などにより裏付けを与えられ通用しているものが一般に用いられているが、その通貨は一般に当該国・地域の外では通用しないため、貿易や資本移動など国境を越える取引においては、当該国・地域で通用する通貨へ交換する必要が生じます。
その際、自国・地域と相手国・地域との通貨の交換比率を決定するための概念が為替レートです。
一般に、為替レートはその制度いかんに関わらず経済情勢の変化によって変動します。
ある通貨Aに対して、通貨Bの価値が増大した場合、BはAに対して増価したという。また、AはBに対して減価したといいます。
中央銀行などの介入や固定相場レートの変更などで、為替相場の水準が人為的に変更された場合は、自通貨が増価した場合を切り上げ、減価した場合を切り下げと呼んでいます。
